〜ひとり暮らしアラサー女子のブログ〜

日々の奮闘記。自己啓発や健康を主にいろんなこと書きます。

最高の相棒




今の私には最高の相棒がいる。




それは職場で一緒に働いているおじいちゃんだ。




その人と仕事をしていると、なんでも私たちに任せろ!って気持ちになる。





おじいちゃんとは、部署移動して3ヶ月後くらいに、




2020年5月、ゴールデンウィークが終わった頃から一緒に仕事するようになった。




それまでは行き帰りにバッタリ会ったときに挨拶を交わすぐらいだったが、




それは向こうも私のことを




よく挨拶してくれる女の人という認識だったらしい。





私の部署移動のきっかけは、




もうすぐ定年退職してしまう人がいて、しかも今は休養していて、




その人がいなくなると他にできる人がいないから、そこに入っていろいろ覚えて欲しい




というものだった。




その人がおじいちゃんである。





会社のほとんどの部署は、同じものを毎日生産する大量生産であるが、




そこの部署では、多品種少量生産のものを扱っている。




私は毎日同じことばかりで退屈していたし、




ちょうど新しいことに挑戦したい!って思っていたときだったから返事は即答。




おじいちゃんが職場復帰してから




さっそく教わるようになった。




そして現在に至る。




ちなみにおじいちゃんも派遣社員だ。




今では大半の仕事は覚えて、親友のように話し、雑談して笑って、




ときにはすごく真剣に仕事に取り組む。




最高品質でどれだけ早くシンプルに作れるか。




お互いに考えて、アイディアを出し合うのがすごく楽しいんだ。




というより、私が考えたアイディアをおじいちゃんが実現していく。




これがいつものパターンだ。




私の話を聞いてくれて、理解してくれて、




私が考えたとおりにおじいちゃんは、実現してくれるんだ。




コンサルタントとかコーチングとか、




人に何かアドバイスをするようなお仕事も




ありだなあって思えるようになった出来事。






そんな感じでおじいちゃんと仕事するのが当たり前の日常。




でもこれが永遠に続くわけじゃない。




おじいちゃんは今年で65歳になるので




もうすぐ定年退職してしまう。




私はいつも冗談で、




「あと5年くらいは居てくださいよ〜」って言うけど




多分来年の今頃はもういないんじゃないかなあ。




だから、当たり前に一緒に仕事するというのが残り少ないんだ。




いつも当たり前に居る人が突然居なくなる寂しさは、




小学校から中学校、あるいは中学校から高校など




環境が変わるときに経験したと思う。




でも仕事は一生続くものかもしれないけど、




私自身はまだまだ働いていくけど、




年齢差があればあるほど、その人と一緒にできる時間は限られてるんだよね。




前の職場では、新しい人が入ってくるけどすぐ辞めていってしまうとか




浅い付き合いしかしてこなかったから




こんなにも先を考えて不安になるような気持ちはなかった。






おじいちゃんが引退したあと、私はどうなるんだろう。




独り立ちして仕事はできると思うけど、




誰かと一緒に仕事をするっていう楽しさを覚えてしまった私には、




脱力感をしばらく味わいそうになるよ。






だから今できることは、




おじいちゃんとの時間を大切にして、




少しでも多く学ぶこと。たくさん話をすること。




これに尽きると思う。




永遠に会えなくなるわけじゃないけど、お互いにお互いの人生があるから




一緒に過ごす時間は本当に限られている。




1日1日を大切に生きたい。




ここまで読んでくださってありがとうございました!