多動力
2017年に「ホリエモン」こと堀江貴文氏が、「多動力」をタイトルにした著書を発売したそうです。
私はこの本は見たことがないのですが、YouTubeでこのタイトルを知りました。
私は、本を読むのが好きですが、ビジネス書はまったく興味がなかったです。
トヨタ生産方式とか、品質やものづくりに関する本は読んだことはありますが、仕事の仕方とかビジネスマナーみたいなものは、私には無縁だと思っていました。
だって、ひたすら金属を削る仕事には必要ないと思っていたから……
ビジネスとは何なのかを勉強するようになった今では、知っておきたい内容になります。
そして多動力とはどんなものなのか、その内容が仕事を頑張っている私たちに
とてもためになる話だったのでシェアしたいなと思いました。
多動力というのは、言葉からなんとなくわかるように、
多くの動きをする力、転じて、いくつもの異なることを同時にこなす力のことです。
身近な例で言ってみたら、車の運転はそうですね。
前を見る、ブレーキを踏む、アクセルを踏む、ハンドルを握る、ハンドルを切る、シフトチェンジする、サイドミラーやバックミラーを見る、常に注意を払う
たくさんの動作を同時に必要とします。運転も技術なんですね。
日常では、洗濯機を回しながら、料理や掃除をするとか。
料理でも調理をしながら器具を洗ったりとか。
昔に比べて同時に作業をするということが多くなってきたのかなと思います。
仕事においても「マルチタスク」なんて言われるように、
同時にたくさんの作業をするように求められることが多いです。
でもこのマルチタスクとは、意味がまた違うのです。
従来の日本人の価値観はひとつのことをコツコツとやる。
ひとつの会社に定年まで勤め上げることでしたね。
しかし今の時代には合わないことは、もうみんな知っていると思います。
金属加工の世界でも、この道〇〇年という職人さんよりも
多能工と呼ばれる、いろんな種類の技術や機械を使えるような人が求められています。
なぜ多動力が必要とされているのでしょうか?
わかりやすくインターネットの世界でお話しします。
今はスマホでなんでもできる時代になりましたね。
テレビやゲーム、家電など様々なジャンルのものがひとつのスマホに収められるようになったのです。
テレビだったらYouTubeやNetflixがあります。
ゲームもスマホゲームが充実しています。
家電は目覚ましアプリだけではなく、家電の遠隔操作もできるようになりました。
このようにたくさんのジャンルをスマホの中のアプリとして、
インターネットという、ひとつの世界に統合することができるのが今の時代です。
こんな時代では、ひとつのことに長けるよりも複数のことに長け、統合された世界を自由に歩き回れるようになるべき。
だから多動力が必要なのです。
多動力を身につけるためには、どうすれば良いでしょうか?
以下の3つが挙げられます。
①ひとつのことにのめり込むことから始める。
とことんのめり込むことで、専門性を高めた領域同士を掛け合わせることで初めて多動力を発揮するのだそうです。
専門性×専門性×専門性→多動力
つまり、とことんのめり込むための時間が必要です。
車の運転だって、教習所に通って時間をかけたからこそ、できるようになったことですよね?
②選択と集中を意識すること
多動力とは、あれもこれもと中途半端にしている状態のことではありません。
専門性の高い領域を複数掛け合わせている状態のことです。
1日の時間は限られているので、あれもこれも中途半端にやっていると専門性を高めることはできませんよね。
だから1日のどこにどの専門性を集中して高めていくか選択することが重要になります。
つまり時間の使い方ですね。
③強いメンタルと健康が大事。
結局は、恥や失敗を恐れない強いメンタルが必要だし、健康を害しては本末転倒です。
以上の3つが多動力を発揮するために必要なものでした。
参考にしたYouTubeを貼りますので、ぜひ見てみてくださいね。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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