嫌われる勇気
「嫌われる勇気」という有名な本をご存知ですか?
本屋さんで一度は見かけると思いますが、最初は2013年12月に発売されたそうです。
それ以来、国内累計208万部、世界累計485万部の大ヒットを記録しています。
この本は、「心理学の三大巨頭」であるアルフレッド・アドラーの思想を、「哲人と若者の対話編」の形式でまとめたもの。
私は本屋さんで立ち読みしたぐらいで、内容はほとんど覚えていません。
これはYouTubeやネット検索で調べていたら、たまにピックアップされていたので、
見ていたら、まとめてみたいと同時にシェアしたい内容でしたので、今回書くことにしました。
アドラー心理学とも呼ばれる、この嫌われる勇気というのは、
人の嫌がることをやりなさいって意味ではなく、
心を穏やかに、幸せな気持ちで過ごせるための実践的なノウハウが詰まっていて、
人生の「生きづらさ」から抜け出そうという意味です。
人生には悩みが付き物ですよね。なんだか上手くいかないなあと思うこともあります。
実は、悩みのほとんどは「対人関係」によるもの。
たしかに、仕事を辞めたくなる原因の多くは、対人関係がきっかけなのかなと思います。
そんな悩みを引き起こす対人関係の捉え方には3つの姿勢があるのだそうです。
①承認欲求をベースに対人関係を構築してしまう
他人から認めてもらいたい欲求です。
他人の期待に応えようとしてしまいます。
これが強いと他人のために生きていることになるので、自分らしさがなく、人生が不自由になり、幸せには程遠いのかなと思います。
私たちは他人の期待を満たすために生きているわけではないのです。
②競争意識をベースに対人関係を捉えてしまう
競争意識を持ちながら対人関係を構築しようとすると、他人が敵に思えてしまって、気づいたら周りは敵だらけになります。
他人と自分を比べてしまうことですね。
高みを目指すことはいいことですが、人生を通じて勝ち続けることは不可能です。
いつか敗北を味わい劣等感に苛まれることになります。
他人との比較ではなくて、理想の自分との比較をするようにしましょう。
③他人と自分との課題を混合してしまう
トラブルというのは大抵、他人の課題に自分が踏み込む、あるいは自分の課題に他人が踏み込むことによって起こるのがほとんどです。
他人が自分をどのように評価するかは他人次第。
自分にはどうすることも出来ないのだから、たとえ酷いことを言われたとしても、そもそも気にしないべきなのです。
でも自分の課題に関しては100%自分次第なので、物事への捉え方次第でその後の人生は変わってきます。
以上の3つが人生の生きづらさに繋がるような悩みの元凶となってしまっています。
そこでアドラー心理学に学ぶ、正しい対人関係の3つの捉え方があります。
①承認欲求と競争意識は捨てて、理想の自分との対話だけを残す
承認欲求や競争意識が、生きづらさの元凶になっているのだから、人生の価値基準から取り除きましょう。
その代わり、自分はどうしたいのか、自分との対話をしていきましょう。
要は独り言ですね。もう一人の自分を作り出して、その自分と会話をするのです。その自分が理想の自分となります。
これは「健全な劣等感」になり、自分らしさを磨き、幸せな人生へと導かれるのです。
②自分と他人の課題の分離を徹底する
前述したように、他人が自分をどう思うかは100%他人次第です。
どうすることも出来ないのだから、そもそも気にしない。
これこそがこの本の「嫌われる勇気」という名前の由来です。
他人に嫌われても別にいい。それは自分にはどうすることも出来ないのだから。
他人の目を気にする必要もなく、他人の期待に応える必要もないです。
大事なのは自分がどうしたいか、どうありたいか、自分のことなのです。
③仲間に対する貢献感を養う
自分はコミュニティの中で意味ある存在であるという「貢献感」こそが、幸せなのだとアドラー心理学では言っています。
承認欲求で構築された対人関係は、条件付きで不自由な人生になりますが、
正しい対人関係で構築していくと、自分の価値の実感だったり幸福感が味わえるようになるのです。
以上3つがアドラー心理学における正しい対人関係の捉え方になります。
ここまでまとめてみると、実際に本を読んでみたくなりました。
参考になったYouTubeを貼りますので、ぜひ見てみてくださいね。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
【10分で分かる嫌われる勇気】心が楽になるアドラー心理学3つの教え。
また、インスタグラムも更新しています。
フォローよろしくお願いします!
@mmmkg_543
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。