〜ひとり暮らしアラサー女子のブログ〜

日々の奮闘記。自己啓発や健康を主にいろんなこと書きます。

仕事をする意味






イソップ童話の「3人のレンガ職人」って知ってますか?




これから簡単にお話ししますね。






中世のとあるヨーロッパの町。



 

旅人がある町を歩いていると、汗をたらたらと流しながら、




重たいレンガを運んでは積み、運んでは積みを




繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。



 

そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。




すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。

 


 

1人目の男は、疲れた顔でレンガを積んでいて、




「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令でレンガを積んでいるんだよ。朝から晩まで俺はレンガを積まなきゃいけないんだ。




暑い日も寒い日も一日中レンガ積みさ。腰は痛くなるしなんでこんなことばかりしなきゃいけないのか。大変だからもういい加減こりごりだよ。」と答えました。

 

 


2人目の男は、一生懸命にレンガを積んでいて、




「俺はここで大きな壁を作っているんだ。大変だけど、この仕事のおかげで家族を養えてるし、ご飯が食べられるんだよ。ありがたいね。」と答えました。

 


 

3人目の男は、楽しそうにレンガを積んでいて、




「歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ。ここで多くの人が祝福を受け悲しみを癒すだろう。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と答えました。




3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事は同じです。




仕事の内容や役割が同じなので、賃金もほとんど変わりません。

 

 

 

しかし、「動機」がまったく違いますね。




働く意識、目的意識が全く違うのです。




では、この3人の10年後はどうなっていますでしょうか?




旅人は10年後、また同じ場所を訪れたそうです。




1人目の男は、相変わらず文句を言いながら疲れた顔でレンガを積んでいました。




2人目の男は、賃金は上がったが危険も伴う高い屋根の上で、一生懸命仕事をしていました。




3人目の男は、現場監督として多くの職人たちを育てあげて、完成した大聖堂には、彼の名前が付けられていました。




というお話しでした。




同じ仕事をするにしても、




文句を言っていると余計に疲れますね。




働けることに感謝すると頑張れます。




使命感を持つと楽しく仕事をすることができます。




それが10年経つと、こんなにも人生が変わってくるんですね。




働く意味は、みんなそれぞれ違うと思いますが、




このイソップ童話の3人のレンガ職人に当てはめるとどれになるでしょうか?




自分の働く意味を見直すきっかけとなれたら良いなと思います。




ここまで読んでくださってありがとうございました!